学園ニュースnews

2011.4.23

平成23年度の避難訓練が実施されました



平成23年4月21日(木)午前11時半より避難訓練が実施されました。

午前11時40分、火災による発報、通報連絡班から「火事です!火事です!学生・教職員は、安全を確保し急いで避難して下さい!」と一斉校内放送が入り、各教室、教職員室から一斉に非常階段を使用して校庭へ避難。普段使わない非常階段を確かめるように足早に避難しました。

校庭に避難した後、最上階に取り残された学生達を救助すべく、避難袋を5階から校庭へ設置して救助袋を使って5階から30名の学生達が次々と滑り台を滑るように避難しました。

避難機器の確認と実際に体験して避難することは体験的学習として、我々にとって非常に重要だと感じました。避難が終了した後は、東京消防庁の職員の方の指導のもと、消火器の使い方と実際の消火作業について体験学習しました。消火器についても実際に使ってみないと、本当の火災時に使えないという事が起こりかねません。学生、教職員ともに、一生懸命に消火作業を実習しました。

避難、消火作業が終了して、5階の第一実技室へ移動し、AED(自動体外式除細動器)の使い方の講習が東京消防庁の職員の方を講師にお迎えし実施されました。学生、教職員は訓練用の人形を相手にAEDの操作、心臓マッサージ、人工呼吸を練習、学習しました。本校に設置しているAEDは幸いにしてまだ活躍したことはありません。

毎年行っている避難訓練ですが、今年は学生達も例年以上に真剣に取り組んでいました。今日の訓練、講習はとても役立つ内容で、かつ実際の火災等の非常時に必ず効果を発揮することでしょう。