学園ニュースnews

2010.12.4

お茶の水女子大学学園祭「徽音祭」 に指圧で参加



街路樹も色づき始めた11月13、14日、お茶の水女子大学で行われた学園祭「徽音祭(きいんさい)」にて、伝統の癒し〔指圧〕として参加させていただきました。 本校とお茶の水女子大学とは一駅お隣のご近所なのです。

昨年、徽音祭実行委員の方から、来客者向けに指圧を施してもらいたいという依頼を受けて実現した企画です。前回大変好評だったそうで今年も参加させていただく運びとなりました。

今年は、前回の反響の大きさを考慮して下さった実行委員の方のご好意で本館に浪越指圧部屋を用意して下さいました。指圧ボランティアのために、重要文化財にも指定されている歴史ある建物を使用させていただき感謝しております。

2日間で60人近く参加してくれた本校学生の多くは2、3年生で前回の経験者も多く、手際よく誘導や施術ができました。積極的にお客さんとコミュニケーションをとりつつ初参加で戸惑う1年生もサポートをしてくれて、本当に本校の学生さん達には頭が下がります。

ボランティアの座位指圧は通常一人10分間程度で行いますが、ついつい一生懸命になって施術時間が延びてしまうのも母ごころ。そんな学生たちの熱意も伝わり、終わった後には「とても気持ちよかった」、「身体が軽くなった」と感謝の言葉と笑顔が溢れてきます。

今年も大盛況で513人もの方に指圧を行うことができました。地域の方々も多く訪れる大学の学園祭で浪越指圧を知っていただくことができ貴重な一時となりました。また、何度も列に並んでいただけたり、2日目も訪ねてきて下さった方の存在は、学生にとって大きな自信となったでしょう。

昨年に引き続き今年も大盛況で終わった指圧ボランティアですが、それもひとえに、このような機会を与えてくださった徽音祭実行員会の方々の助力があってこそでした。外に出ての呼びこみや列の調整など細かい部分までサポートしていただき、心遣い溢れる対応にただ感謝あるのみです。

ボランティアにも関わらず、非常に多くの学生が参加してくれた事、地域の方と交流を深められた事、浪越指圧を受けて喜んでいただけた事、大変嬉しく思います。

徽音祭実行委員のみなさん、ボランティア学生のみなさん、そして、入学試験と重なり忙しい中にもかかわらず快くボランティアに賛成してくださった理事長先生、校長先生、皆さんのお力添えで指圧の心がまた少し広がっていきました。ありがとうございました。