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2009.4.3

第8回ハワイ解剖学研修が実施されました



今年度も3月12日~18日までハワイ解剖学研修が実施されました。

参加者は我が校から教職員を含め総勢59名が胸を躍らせて日本を飛び立ちました。また、本校を卒業し、海外で大成功を収めていらっしゃる先生方もご参加頂きました。ハワイからは愛泉指圧学校校長であられる因泥文彦先生と教職員10名、カナダからはカナダ指圧カレッジ校長であられる池永清先生と教職員4名がご参加されました。

 ハワイに到着すると爽やかな風と南の島らしい美しい自然がお出迎えしてくれました。ハワイの気候と自然は本当に気持ちが良いです!

 空港からバスで移動し、観光をしながらボランティア指圧を実施するホノルル市のクアキニ病院へ向かいました。このボランティア指圧は毎年行われ、日本から世界に「shiatsu」として広がる指圧をハワイの人々にも体験して頂こうとスタートしたものです。ボランティア会場には入院中の患者様や病院のスタッフの方々が「shiatsu」に興味津々で訪れました。

 本校の学生のほとんどは、初めは緊張した様子で、英語での対応にも四苦八苦。

しかし、指圧を進めるにつれてリラックスし、日本で学んだ技術を発揮して行きました。施術を終え、「thank you」と笑顔で言われた時、指圧の心地よさは世界共通なんだということが実感できます。日本では経験出来ない貴重な経験の場となりました。

 この研修のメインイベントである解剖研修は丸二日間ハワイ大学医学部で実施されました。ハワイ大学は1965年創立の歴史ある学校で、敷地内には背の高いパームツリーが立ち並び、南の島らしい美しい花々が咲きほこり、ハワイに勉強に来たのを実感します。実習はハワイ大学の先生の説明の中進んで行きます。机の上で学んだ解剖学をより立体的に、深く理解し、同時に生命の倫理をも学ぶ本格的なものです。筋肉や神経の走行、関節の構造、内臓の構成・構造など学生達は真剣な眼差しで楽しそうに勉強していました。

 大学での研修が終わると皆が楽しみにしていた自由時間です。学生達は思い思いのオプショナルツアーに参加したり、エメラルドグリーンの海に時間を忘れて寝転んだり、美味しいお酒と料理を堪能したりと南の楽園ハワイを満喫しました。

 また来年もハワイに来て勉強し、友と語り合い、遊びたくさんの思い出を作りたいと思わせる素晴らしい研修旅行でした。